資産運用で最も必要なツールと言われるクレジットカード。
お買い物の際、ポイント還元率を上げるためには、クレカなしでは語れません。
クレカ選びのポイントは、還元率の良さと銀行口座、証券口座との相性が重要です。
今回は自他ともに認める最強クレジットカード2枚を紹介していきます。
最強クレジットカード2選
クレジットカードは世の中に何千枚とあるか分かりません。
それぞれの良さ、特徴がありますが10枚、20枚と紹介しても選びきれないことでしょう。
今回は、ネットやSNSの情報を元に選び抜かれた2枚を紹介します。
楽天カード
楽天カードのメリットを一言で表すと「オールラウンド」。
楽天銀行と同様、バランスが良く使い易く、初心者にオススメのクレカです。
順にメリットを紹介します。
年会費無料、基本還元率1%
楽天カードは年会費無料で、誰でも気軽に作ることができるクレカです。
普通にクレカでお買い物をするだけで基本還元率が1%と優秀で、
更に楽天ペイで決済すると還元率が1.5%に上がります。
楽天ペイ決済還元率1.5%の詳細は、
- 「楽天キャッシュ(電子マネー)」にお金をチャージすることで0.5%還元
- 楽天キャッシュのチャージ残高を楽天ペイで支払いをすることで1.0%還元
となります。
楽天ペイアプリで決済可能なお店は順次拡大中です。(下記リンク参照ください↓)
楽天経済圏(楽天市場、SPU)
楽天カードを利用すると、楽天経済圏での利便性もアップします。
SPU(スーパーポイントアップ)というプログラムがあり、
楽天グループのサービスを利用すればするほど、
楽天市場でのお買い物でポイント還元率を高めることができます。
(↓下記リスト参照 ※2022年9月21日現在)
①楽天会員に登録する:ポイント1倍(簡単にできます)
②楽天市場アプリをインストールする:ポイント0.5倍(簡単にできます)
③楽天カードを楽天市場で利用する:ポイント1倍(誰でもできます)
④楽天カードでお買い物をする:ポイント1倍(誰でもできます)
⑤楽天カードの引落先を楽天銀行にする:ポイント1倍(簡単にできます)
(⑥楽天プレミアムカードを楽天市場で利用する:ポイント2倍)
上記、①〜⑤は誰でもできますので、楽天市場でお買い物時、なんと4.5倍のポイント還元を簡単にゲットすることができます。(赤字が楽天カード関連の項目です)
その他のSPU達成条件を確認されたい方は下記を参照ください。
楽天ふるさと納税
SPUに紐づいてお得になるのが「ふるさと納税」です。
ふるさと納税は 住民税・所得税の一部を、別の自治体に寄付(前払い納税)して返礼品を受け取れることができる制度です。
ふるさと納税の手順は、下記の3ステップで行うことができます。
- 寄付(納税)できる限度額を確認する。
- 限度額内で返礼品を選ぶ
- 税金控除の手続き(ワンストップ特例 or 確定申告)
詳しくは、下記「楽天ふるさと納税【公式】」を参照ください。
楽天市場でふるさと納税を行うと、返礼品購入(寄付分)の楽天ポイントを貰えるため、上記で説明したSPU(4.5倍)のポイント還元はもちろんのこと、
・お買い物マラソンで買い周りすれば(+9倍)
・「0」と「5」の付く日にお買い物をすれば(+2倍)
と、返礼品とは別に15.5%のポイントをゲットすることも可能です。
ポイント還元率をここまで上げることができるのは、もはや楽天経済圏だけではないでしょうか?
三井住友カードゴールド(NL)
最近、話題沸騰中のカードが三井住友カードゴールド(ナンバーレス)です。
名前通り、カードに番号が印字されていない安心・安全のデザイン。
特徴を順に紹介します。
年間100万円以上利用で、翌年以降の年会費永年無料
三井住友カードゴールドの基本スペックは下記の通り。
- 年会費 5,500円(税込)
- 基本ポイント還元率 0.5%
一見、特に旨味を感じないスペックに見えますが、
年間100万円利用すると、なんと下記のスペックに変わります。
- 年会費 翌年以降、永年無料
- 10,000円分のポイント還元(毎年、年間100万以上利用時)
初年度のみ頑張れば、年会費は無料に。また、年間100万円丁度利用すれば、
ポイント還元率1.5%という高還元率カードへと様変わりします。
(注意:100万円以上、利用すればするほど還元率は徐々に悪くなります)
ちまたではこれを「100万円修行」と称する方も多いようです。
年間100万円利用を達成するためには、家賃、電気代、ガス代、スマホ代‥を極力、クレカ決済にしなければなりません。100万円利用が見込める方は是非トライしてみてください。
対象のコンビニ・飲食店でポイント還元率2.5〜5%
指定されているコンビニ、飲食店で三井住友カードを利用すると、
- (基本還元率0.5%に加えて)2%のポイント還元
- 上記に加えてタッチ決済での利用時は、更に2.5%のポイント還元
最大5%のポイント還元を得ることができます。(2022年10月6日時点)
対象の店舗を多用される方には絶大なメリットになるかと思います。
注意点として、下記のような場合はポイント還元を得ることができな場合があります。
- 対象とらない店舗での利用
- 一定金額(原則1万円)を超える利用
- タッチ決済ではなく、カード挿入による決済方法
ポイント還元率は対象店舗により異なりますので詳細条件などを知りたい方は下記を参照ください。
また、上記の最大5%還元率には及びませんが、別途指定されている店舗の中から、
よく利用する3店舗を選び、通常ポイント還元率0.5%とは別に更に0.5%のポイント還元が可能です。併せてご確認ください。
SBI証券でのクレカ積立投資
三井住友カードゴールド(NL)でSBI証券の投資信託積立を行うと、
積立額の1%のポイント還元を得ることができます。(積立額:上限50,000円まで)
毎月500ポイント還元可能ですので非常にメリットがあります。
ちなみに、通常版の三井住友カードですと、ポイント還元率は0.5%となりますので、ゴールドカードにしておく恩恵は大きいです。
SBI証券のメリットについては下記の記事にも載せていますので、是非参照ください。
以前は楽天カードのクレカ積立でも1%ポイント還元をしていましたが、
2022年9月より一部の投資信託のポイント還元率が0.2%へと改悪となりました。
これにより、人気の低コストインデックス投資信託の殆どが、1%還元の恩恵を得ることができなくなってしまいました。
投資信託の積立だけを考えると、現状は三井住友カードゴールド(NL)に軍配が上がるかと思われます。
クレカ申し込み前に…
以前は私も知らなかったのですが、「ポイントサイト」経由で物やサービスを購入すると+αでポイントをGETすることができます。
クレカのみならず、何かお買い物などする際は必ずポイントサイトに案件がないか確認するようにしましょう。
ちなみに私が三井住友カードゴールド(NL)を申し込みした時は「ハピタス」というサイト経由で申し込みました。
このサイトを経由するだけでハピタスポイントを9,500ポイントGETすることができました。
ハピタスポイントは現金化できたり、他のポイントへの交換もできたりと幅広く利用が可能です。
その他、優良ポイントサイト(下記3サイト)も併せて参照ください。
まとめ
今回は、楽天カードと三井住友カードゴールド(NL)について紹介しました。簡単にまとめます。
楽天カード | 三井住友カードゴールド(NL) | |
年会費 | 無料 | (基本)5,500円 (年間100万円以上利用時)翌年以降 永年無料 |
ポイント 還元率 | (基本)1% (楽天キャッシュ&ペイ利用)1.5% | (基本)0.5% (年間100万円利用時)1.5% |
その他 特徴 | ・(楽天経済圏)SPUで簡単に4.5%ポイント還元 ・楽天ふるさと納税でのポイント還元 | ・対象店舗で最大5%ポイント還元 ・SBI証券での投資積立で最大500ポイント/月還元 |
個人的にはどちらのクレカも作って、いいとこ取りするのが良いのではないかと思います。
以上、この記事が皆さまのクレカ選びの一助になれば幸いです。