現場作業の中には、「待機時間」というものが存在し、その種類も様々です。
- 交代作業時
- 完成検査時
- 取扱説明時
- オープン立会時
特にオープン立会においては、何もトラブルがない場合、丸1日時間を無駄にする破壊力を秘めています。
メリットを振り絞って挙げるとすれば、1日中ふくらはぎを鍛えることができることくらいではないでしょうか?
中年男性しかいない閉鎖空間で、何もすることがないという地味な拷問を経験された方は沢山いらっしゃると思います。
この記事では、年ベースで120回で待機時間に遭遇する迫が、開発した待機時間の上手な使い方3選をシチュエーション別に紹介します。
(注意)「車内で待機できる」など、拘束されていないような状況は除外致します。
1.スマホダブル持ち
これを実践できる条件は下記状況時です。
- 閉鎖された空間
- 仕事以外のことをしてはいけないようなピリピリとした空気
- スマホを会社用と私用の二つ持っている(必須)
私用の携帯を触って、エンタメニュースがどうしても見たい。でも私用携帯使っちゃってるのがバレるのでは?
こういった状況で有効なのがスマホダブル持ちです。スマホダブル持ちの実行手順は下記の通り。
- 会社スマホは明るさを最大にし、画面はメール受信画面がベター。
- 私用スマホは明るさを最小にし、見たいエンタメニュースなどの画面にする。
- 両手で二つのスマホを持ち、私用スマホで見たいものを閲覧する。
※利き手が私用スマホであること(いざという時、画面を瞬時に消すため)
4.調べものに苦戦しているような表情をしておく。
5. しゃがみながら実行するとより臨場感(何かを調べてる感)が出てよい。
上記の注意点としては、必ず背後を取られないように、壁際もしくは角を取るということです。
万一、客先担当者などが自分に近づいてきた時の対応手順は下記を参照下さい。
- 私用スマホ画面を即座に消す。
- しゃがんでいる状態からゆっくり立ち上がる。
- 2と同時に首を大きく傾げる。
- 3と同時に「違うか〜」と小声を発する。
あくまで設定は「私用スマホから会社スマホへ資料が転送できない」です。
上記の手順を踏むことで、私事閲覧発覚を最大限にリスクヘッジすることができます。
2.ワイヤレスイヤホンで音声鑑賞
次は、聴覚を使って無駄な時間を有効活用する方法です。
スマホの動画の音声、音楽などをワイヤレスイヤホンにより鑑賞するという誰もが発想できるものです。
ただし、音声鑑賞に集中してしまうため注意が必要です。
第三者から話しかけられる可能せもありますので、スマホダブル持ちと同じく、背後を取られないようにしましょう。
最悪のパターンは、やはり音漏れでしょう。これをやってしまうと出入り禁止、というか恥ずかしくて自らその現場へ向かうことは二度とないでしょう。
3. 未然に待機時間をなくす
最後は、そもそも待機しなくていいように仕向ける方法です。
これはシチュエーションが限られるのですが、
- 取扱説明時
- 各種検査時
主に上記の2パターンに限られます。
どうやって待機時間をなくすのかと言うと、直近上位の客先担当者(ゼネコン、サブコンなど)にお願いするのです。
具体的な例を挙げると
(例1) 「午後から違う現場が入っているので、午前中に取説させてもらいたいのですが。。」
(例2) 「午前中予定があるので、検査を一番最後に回してもらっても良いでしょうか?」
こんな感じです。
少なくともこれで半日は自分の時間を確保することができます。
空いた時間を次の業務に使ったり、残業を減らすこともできて一石二鳥です。
(注意)客先担当者との信頼関係で頼めることですので、日頃から良好な関係を築いておくことが大事になります。
まとめ
今回は、現場での上手な待機時間の使い方3選を紹介しました。
オススメは3をやって駄目なら1と2を実践する です。
日頃から時間に追われがちなセコカンには、待ち時間ほど勿体無いものはないと思います。
どうか皆様にはこれを実践して頂き、そしてまた新たなノウハウを開発していただき、有意義なセコカンライフを送って頂きたいです。
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